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2007年12月 2日 (日)

『4分間のピアニスト』(原題:VIER MINUTEN)

今年のドイツ映画祭でスケジュールが合わずに見送った作品でした。やっと、観る事ができました。そして、待った甲斐がありました。
天才的なピアノの腕前を持つ女囚・ジェニーが女子刑務所でピアノを教えている老女・トラウデによって、再び希望を見出す物語。
暴力的で反抗的なジェニーに対し、あくまでトラウデは昔気質の教えを貫きます。
世代も性格も全く異なる2人がピアノ・レッスンを通じて距離が近づいていく過程を中心に描いています。
プロットが計算されていました。人物の掘り下げ方が丁寧です。トラウデ、ジェニー、その他の登場人物、台詞でどんな人物かわかります。全編通じてブレがないのです。
そして、その台詞が伏線となってるのです。
だから、あのラストに繋がるのです。

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ジェニーがコンテストで弾いたのはトラウデが教えた“クラシック”ではありませんでした。
忌まわしい過去を払拭し、自分や他人を受け入れた証があの“演奏”だったのだと思います。
私はここにいる!4分間は魂の叫びそのものでした。
それはジェニーだけでなく、トラウデにも言えることでしょう。過去の呪縛から解放された瞬間でした。
持って生まれた性格はそう変わらないけれど、出会いや出来事によって人は変わっていくのだと思います。
もちろん、その人に気持ちがなければ何も変わらないんですけどね。
Db_4_minuten_31
若き日のトラウデ。そこにはある秘密が…。

この映画は11月23日に観たのですが、ようやくアップしました。いっつも一週間遅れ…(^^ゞ
昨日(12月1日)は『ある愛の風景』と『べオウルフ』観てきました。
う~ん、今日中にアップできるかなあ~^^;

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