« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008年2月

2008年2月27日 (水)

『君のためなら千回でも』(原題:The Kite Runner)

原題(原作)は『カイトランナー(凧追い)』なのですが、この映画の舞台・アフガニスタンの文化や風習に精通しているとはいい難い日本ではこの邦題で大正解です。
それほど邦題のフレーズは心に染み入るのです。

Kite_runner_1 原作の“カイトランナー”ですが、アフガニスタンでは凧揚げが盛んで、年に一度「凧合戦」が催されていました。
凧合戦とは、凧糸にガラス粉をコーティングして、相手の凧糸を切って凧を落とすのです。最後に勝ち残った者が優勝者です。
落ちた凧を戦利品として奪い合うのがカイトランナーです。特に最後に落とされた凧は価値があり、この凧を手に入れたカイトランナーほど優秀とされていました。
映画を観終わった後では、“カイトランナー”に込められた作者の想いは通じますが、観る前に惹きつけるには邦題かな、やっぱり。

主人公は少年の頃から作家になる夢を抱いていたアミール。
ソ連のアフガニスタン侵攻によってアメリカへ亡命し、ようやく念願の作家デビューを飾るという時に恩人から電話が入ります。
それは遠い昔に犯してしまった過ちを呼び覚ますには十分過ぎました。忘れていたのではなく、ずっと心に棘がささったまま疼いていたのです。
アミールの胸に平和だったアフガニスタンでの少年時代の記憶がよみがえります。

君のためなら千回でも!

ハッサンはそう言って凧合戦の日、アミールが最後に落とした凧を追いかけて行きました。彼ほど優秀なカイトランナーはいませんでした。
少年時代のアミールとハッサンは兄弟のように育ちました。
主人の息子と使用人の息子、パシュトゥーン人とハザラ人。
2人の間には身分という壁がありましたが、ありったけの忠誠心と友情をハッサンはアミールに示してくれたのです。
Kite_runner_3

恩人と会ったアミールは、そこで衝撃的な事実を聞かされます。
20年の歳月を経た今、アミールはあの時のハッサンの気持ちに応えるべくある決意をするのです。
Kite_runner_2

文句なし!原作の感動を壊さず、脚本、演出、そしてキャスト(特に子役すごい!)どれも良かったです。
映画の中盤で早くも涙、ラストはもう大変でした。
過去と現在の伏線の張り方、台詞が絶妙です。プロット練られてるなあ。上手いっつ!!

「凧合戦」のシーン、見応えありました。
青空に舞う凧。空を切って旋回、下降から一気に上昇、カメラワークが素晴らしいです。凧の気持ちになれます。
映画ではタリバン政権下のアフガニスタンも描かれているのですが(実際は中国ロケ?)、当時ニュースで流れていたのは“こういうことだったのだ!”と身につまされました。

Kite_runner_4【おまけ】
ソーラブ君、かわいかったよー。
リバプールのスティーヴン・ジェラード君みたいです。

| | コメント (2) | トラックバック (7)

2008年2月24日 (日)

キリアン君で『Peacock』

一発ギャグです。
Peacock_cillian
『俺たちフィギュアスケーター』より画像加工してこさえました。
だって、映画『Peacock』を最初に聞いた時、浮かんだのがこのイメージだったんですもん。ある意味、サイコホラーですよねhappy02
ちゃんと体型もジョン・ヘダーさんからキリアン君に変えてます。
こんなもん作ってホント、すんませんっすsweat02

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『ファントム』ここがツボ!

この記事は前回のつけたしです。

たかおファントム、これまでのファントム像とひと味違ってました。
父親の庇護を必要とする子供・エリックなんです。弱々しいんです。他人がファントムと呼ぶだけなんです。
だから、自分の事を「僕」と呼んでも違和感ないんですねー。

仮面を外そうとするシーン(父親とクリスの2シーンあり)で顔を背けて拒絶するエリック。
死に直面しても素顔は見せたくない、確固たる意思の表れがあります。
痛々しいまでに切ないんです。

などと、センチメンタルなこと書きつつ…この舞台と映画『オペラ座の怪人』で遊んでみました。(とんでもない内容ですsweat01
Phantom_vs_phantom_3
うお~っ、久々に懐かしい面々描いたです。
たかおファントムの衣装とか台詞はいい加減っす。一回観ただけじゃわかんないようwobbly

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月20日 (水)

キリアン君VSマカボン君~仁義なき戦い~

前回“英国アクター下克上”(←『Perrier's Bounty』主役がマカボン君決定)からのネタです。
Cillian_vs_mcavoy
※あくまでフィクションですよ~bleah

【おまけ】ボン、ボン、マカボン兄弟♪
Mcavoy_and_gerry
この画像のせいでマカヴォイ君がマカボン君になっちゃったんですぅcoldsweats01
しかも、ジェリ(ジェラルド・バトラー)さんにかぶる、かぶる。
でも、お仕事中はシェイプしてるからオッケーっす(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月18日 (月)

キリアン君、エレン・ペイジさんと共演

前回に続き、キリアン君ファンサイトさんからの情報です。(今度は噂じゃないっぽいです。)
『Peacock』というタイトルで、サイコ・スリラーとのこと。キリアン君の役は分裂性性格者のようです。
キリアン君のコメントによれば、気絶するくらい怖いらしいです。ひええええ~~。
あの若さで芸達者なエレン・ペイジさん、キリアン君とどう絡むのか楽しみです。
5月から撮影開始らしいですね。しかし、よく働くよなあ、キリアン君。これじゃあ、休む間もないので、ますます痩せちゃう。太れないよう。

それと、以前キリアン君で噂のあった『Perrier's Bounty』はマカボン君(マカヴォイ君っす)が主役になった模様です。
英国アクター下克上じゃあ~(笑)←うそです(^^ゞ

今回は画像用意できませんでした。
すんませんですぅm(__)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月17日 (日)

『ファントム』観ましたよ♪

2月15日、大沢たかおさん主演の舞台を観てきました。
宣伝のうたい文句“-ファントムは、怪人ではありません 人間です-”のとおり、怪人(ファントム)ではなく人間(エリック)がそこにはいました。
大沢たかおさん(以下敬称は略させていただきますぅ)の持つピュアな感性がエリックに注ぎ込まれていたと思います。
純粋さゆえに引き起こす悲劇。たかおエリックにすっかり魅了されました。

Takao_eric

もし再演するならお願いがあります。
外人キャストに日本語台詞は厳しいです。無理な演出じゃなくて、無茶な演出です。せっかくの逸材が台無しです。(ルカスさん可哀想で観ている方が辛くなる…bearing
もうひとつ、特にミュージカル形式にこだわらなくてもよいと思いますが、如何でしょう。(歌は演出上必要な場面だけでいいような…coldsweats01
是非ご一考願います。

次の日、映画『オペラ座の怪人』サントラ聞きながら、泣いてしまいました。ホント、マジで。特にラストの地下からエンドロールの曲のとこね。
たかおエリックとGerryファントムがシンクロしたんです。
私は『オペラ座の怪人』という作品の持つ“切なさ”が本当に好きなんだと改めて思い知らされたのでした。一生忘れない作品だなあ。
やっぱGerryファントムのPONRカッコいいです。今でも(←おいおい)そう思うもの。
たかおファントムでPONRもイケると思うんだけどな…歌なしでOKっす^^(←あっ、つい…)
という事で、たかおファントム(たかおエリック)で後日何か書く(描く)と思われます(^^ゞ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『L change the WorLd』

いつもと違った趣向ですが…観るんですよ、アタシだってこのテの映画(笑)
あまりにメジャーなので、ストーリーとかキャラ紹介とかは省きます。←手抜きかあ~(^^ゞ

本編『DEATH NOTE デスノート』シリーズに思い入れのある方からはキビシイ意見もあるようです。
私は本編にこだわらずに観ましたが、それでも映画として完成度はイマイチだと正直感じました。
ストーリー展開、緊張感ある導入部からすると(海外ロケまでしたのに)幕引きはあっけなかった、頭でっかち尻つぼみ状態です。
(余計なシーン多かったんじゃないかなあ。もっと絞ってもよかったかも。)
それでもLの物語として捉えるならば、全体を通してブレはなかったです。
Matsukenl
この作品はスピンオフという形をとったLへのオマージュなんだと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月11日 (月)

『ペネロピ』(原題:Penelope)

先日、試写会に行ってきました。(一般公開は3月1日からです。)
サイコーにキュートでハッピーなロマンチックコメディーです。
Penelope
乙女心(もうないけどさ)くすぐられる胸キュンおとぎ話風ストーリーだけど、作品の持つテーマやメッセージは共感できると思います。
あと、ペネロピのファッションや小物グッズ類が私好みでした~♪

相手役のマックス演じたマカヴォイ君、やっぱりよかったです!
James_mcavoy_penelope_illust
“マカヴォイ君”が言い難くて、つい“マカボン君”って呼んでしまうのデス(^^ゞ
という事で、保留していた(←いつからだぁ?)我が子犬チーム(子犬キャラ・アクター陣というイミですぅ^^;)に加入決定っ!
久々にイラスト描いたけど、時間かかるっス。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008年2月10日 (日)

キリアン君とスタローンさん共演の噂

キリアン君ファンサイトさんの2月6日付け情報から。
シルヴェスター・スタローンさんに1972年チャールズ・ブロンソンさん主演『The Mechanic(メカニック)』のリメイクの噂があり、共演としてライアン・ゴズリングさん、ベン・フォスターさん、イライジャ・ウッドさん、キリアン君の名があがっているとのこと。
ちなみに『The Mechanic(メカニック)』の作品詳細についてはgooさんのこのページでどうぞ。
Cillian_stallone_rumor
あ、ホント、信憑性は保証できないけど、実現したらスゴイですね。(もちキリアン君でね♪)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年2月 3日 (日)

イアン・マキューアン『贖罪』読了

4月公開映画『つぐない』の原作です。予習をかねて読んでみました。
物語は読み始めと終わりで全く異なる印象を受ける複雑な構造をしています。
この映像化、果たしてどんな仕上がりなのか気になりますが、先日行われた第65回ゴールデン・グローブの作品賞(ドラマ)に輝いたとあればそんな心配は無用なのかもしれません。
気がつくと、登場人物を映画キャストに脳内変換しておりました。
そうそう、ちょうどこんな↓イメージなのです。
Atonement
しかし、あのラストは切なすぎます。一気に感情が溢れ思わず泣いてしまいました。

この記事を含んで、本日6つアップしました。内容の出来や良し悪しはさておき、自己新記録です。
雪のおかげで外出せず家で集中する時間があったからなのですが、明日は凍結している(だろう)通勤路を歩くかと思うと気が重いです。
しかも新しい職場なんで遅刻できない…(^_^;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

止まって良し、動くともっと良しのベン・バーンズ君

5月24日公開『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』は今から待ち遠しいところですが、主演のベン・バーンズ君、日本でも映画情報誌に取り上げられるなど、だんだんその名が浸透しつつあるようです。
Ben_barnes_prince_caspian
ベン君、このような静止画像でも十分鑑賞に値するのですが、動いている方が断然よいです。
TRしかり。You Tubeさんの関連動画しかり。(『Prince Caspian Production Blog - Ben Barnes』はめっちゃいいですぅ~*^_^*)
ジャパン・プレミア試写会で来日して頂けるんじゃないかな~と甘い期待を寄せているのですが…まずチケット・ゲットせねば!
↑ジャパン・プレミア試写会、あるつもりで書いてます(^^ゞ

Ben_barnes__bigga_than_ben
これは『Bigga Than Ben』とかいう作品のベン君。
カスピアン王子とイメージ全然違うけど、こういったワルっぽい役でも決して汚くならないのだわ~(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キリアン君、オン・ステージ!の巻

“なんのこっちゃ、このタイトル”とお思いでしょうが、『プルートで朝食を』『Watching the Detectives』『麦の穂をゆらす風』で繋いでみました。
Cillian_on_stage
という事で、キリアン君の一人舞台なワケです。
本当はプルート×麦の穂(リーアム・カニンガムさんブッキングネタ)にしようと思ったんですが…まとまらなくて、こうなってしまいました(^^ゞ
最近イラストさぼっているんで、そろそろ描かないと絵が変わっちゃうなあ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超自然兄ちゃんの苦悩は続く…

シーズン3、エピソード9 『Malleus Maleficarum』のビデオクリップを鑑賞しました。
内容よくわかってないけど、シーズン3からご出演の美女魔女さん(悪魔さん?)絡みの話と思われます。
例によってこんなシーンも…。
Sn309
吐血・喀血が似合うっちゅーのも考えモンよね~とか言いいつつ喜んでいるのはアタシだけ?と思ったら…ファンサイトさんで閲覧カウンター高かったりします。
みんな、ツボ同じなのね…(^_^;)

海の向こうではシーズン3も半ばのはず。
某エンタ情報誌ではシーズン4に繋がるかは視聴率次第みたいな書き方してたけど、どうなんでしょう。
そりゃシーズン4は期待したいけど、超自然兄とは違ったジェンセン君も観たいなあ~と願うのは欲張りってもんかしらん。
あのへんてこなモヒカン野郎@TIHでもいいんだけど…。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『アメリカン・ギャングスター』(原題:American Gangster)

American_gangster 1970年代のニューヨーク。ハーレムを牛耳っているギャングボスの亡き後を受け継いだフランク・ルーカスは、ベトナム戦争を巧みに利用し東南アジアから産地直送でヘロインを密輸、人気ブランド<ブルー・マジック>として売りさばき莫大な富と権力を手中にする。
一方のニュージャージー。所轄刑事リッチー・ロバーツは“警官の慣習”に従わず大金を着服しなかったばかりに、署内で孤立するはめに。そんな中、新設される麻薬捜査班の責任者に抜擢され、自分と同じ賄賂を受け取らない警官たちを集め捜査を開始する。
リッチーの標的は<ブルー・マジック>の元締めに絞られるが、慎重なフランクはなかなか捜査線上に挙がってこない。
しかし、ボクシングの世界タイトルマッチ戦で、恋人からプレゼントされた派手な毛皮のコート(+帽子)をまとったフランクが大物マフィアより前列で観戦する姿がリッチーの眼にとまる。
こうして、リッチー率いる麻薬捜査班は監視の対象をフランク・ファミリーに広げ、決定的な証拠をつかむのだった…。

上手く出来ている、出来すぎだ~と思ったけど、“事実に基づいた話”と言われれば、脚色がどのくらい施されているかはさておき、納得するよりないです。
麻薬王フランク@デンゼル・ワシントンさん、刑事リッチー@ラッセル・クロウさんの“がちんこ”的ぶつかり合いを期待したけど、それは肩透かしでした。
物語は両者の背景を丁寧に描いていき、ラストで融合する形になります。従って、上映時間も157分と長いけど、そのくらいかけないとリアリティは出せなかったんだと思います。
リドリー・スコット監督の練られた演出、それに応える両オスカー俳優の演技はさすがで、久々に骨太で力強い作品を観た感じです。
American_gangster1
↑ナニをお願いしてるの監督さん…じゃなくて、2人が直接対峙する最初のシーン(これが一番象徴的なシーンなんだけど)の演出と思われます。
ラスト、“両雄花を持たせる”には、もってこいの落としどころでした。
あと、エンドロールの最後まで観た方がよいと思われます。

うわ~ん、キレたデンゼルさんは怖いよう…(^_^;)

| | コメント (3) | トラックバック (3)

『ヒトラーの贋札』(原題:DIE FÄLSCHER)

第2次世界大戦中のドイツ、ザクセンハウゼン強制収容所で、ナチスから“ベルンハルト作戦”という贋札造りを強制されたユダヤ系技術者たちの苦悩を描くヒューマンドラマです。
実際に強制収容所で贋札造りに携わった印刷技師アドルフ・ブルガーの著書が原作となっています。

収容所に送られた世界的贋作師・サリー、印刷師・ブルガー、美術学生・コーリャなどユダヤ系の技術者たちに課せられた使命は完璧な贋ポンド札を作ること。収容所内には秘密の工場があり、ナチスは贋ポンド札によりイギリスの経済混乱を狙っていた。
ナチスに協力するか、正義を貫き死を選ぶか、彼らは苦悩する…。

Die_falscher

いつ死ぬか(殺されるか)わからない張り詰めた緊張感で繰り広げられる人間模様は確かな見応えがあります。
それぞれ“闘い方”は異なっても、そこにあるのは己の信念、信条からくるものだとすんなり理解できるのです。
またひとつ知らなかった歴史のひとコマを垣間見ることができました。

~気になるナイスガイ~
August_diehl
ブルガー役のアウグスト・ディールさん、『青い棘』以来で“おおっ♪”ってな感動が(笑)
はっきり“美形さん”と呼ぶにはビミョウですが、スクリーンで独特な雰囲気を放っていて目が離せません。彼の出演作品が日本公開されるチャンスがあれば観ようと思います。
あ、子犬@ダニエル・ブリュール君もね(*^_^*)
今年のドイツ映画祭で(作品に)お目にかかれたらいいなあ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »