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2008年3月26日 (水)

『つぐない』(原題:Atonement)

3月20日、女性限定試写会に行って来ました。
原作(イアン・マキューアン『贖罪』)は読んでいたので、一筋縄ではいかない複雑な物語をどう映像化するのか興味あるところでした。
しかし、それは全くの杞憂で終わりました。

ジョー・ライト監督はじめとするスタッフ、キャスト、映画の質の高さをうかがわせる出来映えでした。
ストーリー展開上、カットバックを何度も使わざるをえないのですが、音楽効果で上手く処理していました。←アカデミー賞(作曲賞)は納得。
原作を知っていても(あの結末を知っていても)、映画には引き込まれる力があります。←ゴールデン・グローブ(作品賞(ドラマ))も納得。
アカデミー賞(作品賞&監督賞&脚色賞)だってなあ…think

Atonement

あの“贖罪”をもってしてもブライオニーの犯した罪を拭い去ることはできないと思うのです。
ラストの結末(大ネタバレなので伏せます)で“代償”を支払ったように感じるのです。それはようやく過去から解放された証でもあるんですね。

ロビーのマカボン君が素晴らしい!!
Atonement_mcavoy
目で語っちゃう演技力。『ペネロピ』で見せた柵越えも健在。切なさ度アップ。
(この画像なんて…子犬happy02
なんて上手いんだースコッツ!

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コメント

こんにちは。 観てきましたよ!
水曜日ということもあったけど、最近観た中では一番の満員状態にまずびっくり。
いや~、マカボン君のせつないあの濡れたような眼に胸キュンキュンでした。
時間が行ったり戻ったりのあの手法もなかなかよかったです。

ブライオニー 三世代ともにうまかったですねー!
特に少女時代のブライオニー、あのキリキリするような心の内がなんとも痛々しかった。
でもすごくよくわかるの。
自分のことを思い返してみても、幼い頃や若い頃、あとから思うと全然わかってなかったなぁとか、
すごく思い違いをしていたなぁとわかることが結構あって、そのとき発していた言葉とか 行動を、戻したいわって・・・。
でも過ぎてしまったことは戻らないし、‘つぐなう’ってとても難しいことですね。
70代になったブライオニーの‘償い’も、自分自身の救いにすぎなかった気もするしthink

投稿: hagi | 2008年4月26日 (土) 18時14分

>hagi様

こんにちは~。
マカボン君、あんな瞳で見つめられたら思わず家に連れて帰っちゃう。←ないない!
キスシーン、エロチックなんだけど、エレガントさが漂って、思わず見とれちゃいました。さすがマカボ~~~ン!
洗練されたプロット、演技力あるキャスト、演出の巧みさ、効果的な音楽、映画に自然と入り込めましたです。

私も70代ブライオニーの行為は結局“自己救済”のように感じていました。
それより、彼女がずっと良心の呵責に苦しんできたことが“償い”のように思えました。
だから、あの結末は彼女の生命線ともいえる作家の死であると同時に、罪から解放された証なんだなあとも思いました。

あの時何であんな事を言ったんだろう、してしまったんだろう...
未熟さゆえの過ちを悔やんでも時間は戻らないんですよね。
幼いなりの感情や思考の結果なんですよね。ああ、あの時はこう思ったんだよなあ~みたいな。
私もイタイ言動は数多くあります。なんであんな事言っちゃった(やっちゃった)んだろう、って。
自分の事しか見てなかった(見えてなかった)んですね。
そういうイタイ経験を繰り返さないよう、今は心がけているんですが、これが難しいんだなあ。

投稿: 潮風 | 2008年4月27日 (日) 05時29分

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