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2009年3月13日 (金)

『ワルキューレ』(原題:Valkyrie)試写会/クレッチ男はん雄姿♪

先日、ココログさんのブロガー試写会の恩恵により行ってきました。

ヒトラー独裁政権時代、実際に起こったヒトラー暗殺計画を映画化したものです。
↓TR


歴史的事件を扱っているのですから結果はわかっているのです。
結果までの経緯をどう描くかで映画の出来が左右されると思います。
総じて監督、脚本、俳優の力量で見応えある作品に仕上がってました。

前半は時代背景や状況の説明が多く単調なんですが、後半の作戦発動を契機に一気に静から動へと転じ緊迫感あるシーンの連続で目が離せません。
時系列に沿って登場人物の心理面の変化が伝わってきます。
事件に巻き込まれたかのような臨場感を味わうことができます。

敗者側(この事件だけに関して言えば)からスポットを当て知らなかった事実を知らしめてくれるというのも個人的に好きなテーマです。
歴史につきものの“もし~だったら”というポイントが幾つかあって、計画は決して無謀ではなく成功と失敗は紙一重のところにあったと思わせるのも悪くはないです。
だから余計にあのラストが心に響いてくるのです。余韻が残りました。
主人公の妻や子供に対する愛情の描き方も良かったです。

そして以下は正直に感じたところを述べます。

良くも悪くも“トム・クルーズ主演”映画でした。
悲劇のヒーロー、シュタウフェンベルク大佐を魅力ある人物として熱演していたのは認めます。
前述のように作品も良い出来で歴史の重みも感じました。
ただ、どうしてもドイツ人に見えないのです。特にアイパッチしてから。

パズルのピースが登場人物で歴史という一枚の額に収めようとした場合、ひとつだけピースが大きい。そんな感じです。
逆にこれこそ大スターの証なんでしょうけど…。
シュタウフェンベルク大佐自体がカリスマ性を持ち合わせていたんでしょうけど…。

わがまま承知で勝手を言わせて貰うなら、DEアクターにシュタウフェンベルク大佐を演じて欲しかったかな。
派手さは(集客も^^;)失われるかもしれませんが、私の感じた収まりの悪さは払拭されたはずですから。より真実味が増すように思われますし。
イントロがドイツ語で本編から英語というのもとまどった要因でしょう。無理してドイツ語使わなくていいんじゃないでしょうか。

誤解しないで欲しいのですが、私は映画が史実に忠実である必要はないと思ってます。
脚色しての映画ですから。(但し捏造は別ですよ。)
歴史モノを映画化する際、必ずと言っていいほどこの問題-史実と虚構の距離感-はつきまといます。
嘘と真実の折り合いをいかに上手くつけるのかが鍵になってくるのです。

とは言うものの、この映画は歴史に真摯に向き合う姿勢が伺え好感が持てる作品であることに間違いありません。

Valkyrie_scene_11
はい、もう、UKアクターオンパレードでした。
オルブリヒト将軍@ビル・ナイ 、トレスコウ少将@ケネス・ブラナー、フロム将軍@トム・ウィルキンソン、ベック@テレンス・スタンプ、ブラント大佐@トム・ホランダーなどなど。
ヒトラー@デヴィッド・バンバーもそう。
ヘフテン中尉@ジェイミー・パーカー(写真中央)が上官思いの部下を好演。切なくってよかったよ。『The History Boys』に出てたんですね!

脇や主要どころをUKアクターで固め、主役にハリウッドスターを起用する。この構図は近年のUS映画によく見受けられますね。
で、必ずアカデミー賞に絡んでくるんだな~、これが(笑)

そして、締めはクレッチ男はんでしょう!
Valkyrie_kretsch
どうです、この雄姿。いいよねえheart04
映画界でこのカッコをさせたら右に出るものはないってくらい似合ってます。え?言いすぎ?
ナチス軍のレーマー少佐という役どころで、ワルキューレ作戦では要となる部隊を率いてます。
水泳シーンが見事でございましたよ。うん、昔とった杵柄ってヤツですね。

あと、ラストに以前記事にした『耳のないウサギ』マティアス君がでてました。
どんぐりお目目ですぐわかったよ。
こういうところDEアクター使ってるんですね。

ああ、ようやくアップできました…(^-^;

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コメント

潮風さん、こんばんは!

いいなあ、もうご覧になられたのですね!私も早く観たいです!
大スタートムさんも悪くないけど、やっぱクレッチ男はんですよねえ。さすが、世界一軍服が似合う男!ナチスの制服を世界一カッコよく着こなせる男!画像、惚れ惚れします♪水泳シーンもあるんですね!さらに眼福~!
クレッチ男はんだけでなく、どーせならイケてるドイツ男前総動員してほしかったですよね。ピーチ男はん、ダニエルくんとかチョイ役でもいいから起用されてたら、もっとオイシイ映画になってたことででしょうね。

投稿: 松たけ子 | 2009年3月13日 (金) 21時05分

>松たけ子様

こんにちは!

クレッチ男はん映画では別の形でキーマンとなっているので美味しい役どころです。
飄々とした雰囲気でもって余裕感じますよ。やはりナチス軍服超似合う!

“どーせならイケてるドイツ男前総動員してほしかったですよね”
↑全く持って同感ですconfident
クレッチ男はんが主役で部下がブリュール君、クレッチ男はんの役をピーチ男はん…
これ最高のキャストなんですけど。

でもピーチ男はんはナチスドイツSS隊の格好をさせたい!
流れる金髪shineに黒のロングコート、黒皮ブーツ、絶対似合いますgood

投稿: 潮風 | 2009年3月14日 (土) 12時15分

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