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2010年5月 2日 (日)

『オーケストラ!』(原題:Le concert)※ネタバレなし

観終わった瞬間、スクリーンの観客と一緒に“ブラボー!”と拍手したくなりました。
(心の中でしてました。)
心地良い気分にチャイコフスキーのバイオリン協奏曲(第一楽章)が頭の中でリフレインしまくり。



この映画は音楽はもちろんですけど、ロシアの歴史、政治、経済、民族問題がバックボーンとなっています。
重く暗くなりがちなテーマですけど風刺にして笑い飛ばしてます。

ニセ楽団としてパリに乗り込むんですが、実際に過去このような出来事が一度あったそうです。
映画はその事実だけ案にして作ったそうです。

ラストの“バイオリン協奏曲”コンサートシーンは何度でも観たくなります。
圧巻の一言。
プロット上手すぎ。
すべてがこのコンサートに集約されてる。
(だから原題『コンサート』なんだよね。)

バイオリンの哀愁を帯びた音色、時に力強く激しく、時に優しく語るように、これに過去シーンが挿入されて、心が揺り動かされます。
抑圧されていたオーケストラの面々の想いが解き放たれた瞬間でもあります。
それぞれの音が“協奏”し一つになって飛翔していく。
自然に涙が溢れ出て止まりませんでした。

感動に言葉は要らないんだなあ。
劇中の「言葉は嘘をつく」って台詞がひっかかってたんですけどストンって落ちました。

キャストもよかった。
指揮者アンドレ、美人ソリスト、脇を固めるオーケストラ団員(サーシャ良い人だあ~!ちなみにタクシー運転手はミーシャって言うんだ^^)、元KGB職員、アンドレを支える妻(つおい!)、ソリストのマネージャー…オーケストラのように自分のパートをキッチリこなしてる。

特に主演2人(指揮者アンドレ@アレクセイ・グシュコフ、美人ソリスト@メラニー・ロラン)、
コンサートでお互いを見遣る表情が曲の進行と共に変わっていくんです。
そして…

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メラニー・ロランはものすご~く可愛いいのに凛(キリッ)とするとガラッと雰囲気変わりますね。
『イングロリアス・バスターズ』より今回のキリッ顔が良かったな。

5月1日に観たのですが、映画の日だったこともあって(普段よりお安いからね)、次の回もアンコールで観ちゃいました。
サントラ出てないみたい?
このスコアの“バイオリン協奏曲”が聞きたいなあ。
欲しいなあ。

※5月9日追記※
サントラ出てました。買いました~(^^)v

このところ観たのに記事にしなかった映画って(そんなに観てないのにね)…
そっか…
語るに及ばずだったからだ!!

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ネタばれ映画鑑賞」カテゴリの記事

コメント

音楽を題材にした映画は劇場で観ようと、昔思ったことありました。
音楽の響きがDVDの比じゃないですもんね。

コンサートのボランティア・スタッフしているので、こういう映画はとても興味あります。
観たくなりました~note

潮風さんは楽器演奏されるんですか?
すごいですねhappy02

サーシャにミーシャは、個人的にウケました(笑)。

投稿: ミオ | 2010年5月 2日 (日) 20時05分

>ミオ様

記事に書き忘れましたが、仰るとおりに劇場の音響は良かったです。
でもDVDでまた観るつもりです。
それほどに良かったのです。この作品。

コンサートのボランティア・スタッフをなさっていらっしゃるのですね。素敵です。
表舞台だけじゃなくスタッフとして参加されていると、コンサートの感じ方(体感)も違ってくるんでしょうね。

楽器は小学校3年から高校3年までピアノやってました。
音楽学校に進まなかったので趣味どまりです。
今は三味線やってます。今年で7年です。もちろん趣味ですけど、一向に上達しないデスsweat02

投稿: 潮風 | 2010年5月 2日 (日) 22時57分

市民の音楽鑑賞団体の会員&タダ働き員なんです(笑)。
スタッフだと、開演前や開演後もかかわるので、いろいろ興味深いです。

ピアノ、趣味どまりと言われますが、かなり本格的にされてたんですね。
三味線7年もすごい!!
それになんだか、カッコイイ感じしますhappy01

投稿: ミオ | 2010年5月 3日 (月) 21時07分

>ミオ様

コンサートはいろんな人々のサポートで成り立っているんですよね。
ステージとの一体感がより近いんじゃないでしょうか。

ええ~っと…私の場合、年数と腕前、比例してないデスcoldsweats01
三味線は津軽ですが、叩くんでストレス発散になります(笑)
続けられるだけ続けたいなあ~と思ってます。
手先使うしボケ防止になりますし…^m^

投稿: 潮風 | 2010年5月 4日 (火) 15時52分

>ミオ様

あっと…書き忘れました。
そうそう、サーシャとミーシャ!
ここでも超自然でウケたのでした。

み~しゃんのママさん、自分の前の恋人の名前をみ~しゃんにつけたって聞いてますけど…coldsweats01

投稿: 潮風 | 2010年5月 5日 (水) 23時03分

やっと観てきましたnotes

よい意味で裏切られました
安直な予測をしていたストーリーじゃなくて
もっともっと深い理由だったんですね

全編をとおしてロシア気質というのが、とても興味深かったです
昔の、ロシア映画や昨今のロシアンマフィアとは違う
長い圧制に培われた強かさが快かったsign03

私的には、ほんのちょっぴり映っただけなんですが
オケのメンバーの1人で
地下鉄ですれ違う電車で踊ってた金髪君heart01素敵フフン

投稿: sally | 2010年5月10日 (月) 00時28分

>sally様

私も想定外でした。
なぜチャイコフスキーのバイオリン協奏曲でなければならないのか。
なぜソリストはジャケでなければならないのか。
答えはコンサートシーンで巧みに挿入されるのですが、曲を聴いているだけで気持ちが心に響いてくる、言葉なんか要らないんですよね。

ロシア社会の歪みも描かれていて興味深かったですね。
アンドレイ以外はユダヤ系や他民族のいわばマイノリティ。
逆境の中で逞しく生きる姿は天晴れです。
ガス王には笑った。

地下鉄の電車で踊っていた金髪君、やはし!!

投稿: 潮風 | 2010年5月10日 (月) 23時25分

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